自分の記録が、誰かの役に立ちますように。

適性事前研修が終わりました

死んだ。

このひとことに尽きる。

過去の記事を読んでくださった方は分かると思いますが、
私、この9年間運動部に所属しておらず、
まともにスポーツをしていないのです。
直近3ヶ月に至っては、ほぼ会社と家を行き来するだけの社畜でした。

そんな人間が、現役運動部しかいない場所に放り込まれたらどうなるのか….

まあ死にますよね。

身体的にもメンタル的にも。

元選手やベテランの選手、かなり昔の卒業生たちに聞いた適性研修の話だと
「適性は競技用自転車に乗ったことがなくて、ペダルがはめられない人も普通にいた」
という話だったのですが、
競技用自転車にまともに乗ったことがなくてペダルがはめられないという人間は、
私以外にはいませんでした。

みんな師匠もしくはそれに準じる人がいて、選手の知り合いがいて、
しっかりとバンク(競技場)で練習して来ていました。

そんなわけで、
三本ローラーに乗ったことがないのも、競技場を複数人で周回練習したことがないのも、私だけ。

そして極めつけは体力。 
非体育会系のアラサーの会社員としてはかなり体力があるほうだと自負していたのですが、
体育会系の学生たちや元プロスポーツ選手でトレーニングを怠らないお姉さんの前には紙くずに等しく….

練習にまともについて行くことが出来ず、
体調を崩した子と一緒に別メニューになったり、個人特訓になったりしていました。
学校の公式インスタに適性女子が7人全員映ってない時があるのはそれです…。

えぇまさかの
血反吐を吐く已然のところで躓きました。

時々練習場所が被る男子側にも、あいつやばいと噂されてたみたいです。

だからと言ってどうしようもないので、
先生方の指示に従ってこの二週間を精一杯頑張りました。

自分のあまりのしょぼさにこっそり、泣いたり、顔が死んだりもしていましたが、

絶対に不満は漏らすものか!!
と歯を食いしばって耐えました。

二次試験の時に同じ部屋のだった、やたらと愚痴や不平の多い高卒の子がまた同じ部屋で、
私や他の子が言わなくても、
嫌だと思うことは全部その子がぎゃーぎゃー騒いでいたので、
言う必要が皆無だったということもあります(笑)

その子に
「つらいとかきついとか全く言わないと、周りに手を抜いてると思われるよ」
と言われた時には、
「ネガティブなことは思っても口から出したくないし、言ったところでも何も変わらないから言いたくない」
と本心から答えつつ、ついでに心のなかで、
全部君が言っちゃってるから言う必要がないんだよ
とツッコんでました(笑)

現状、今年の女子生徒のなかで、
私がぶっちぎりの最下位です。

「逆に言えばのびしろしかない。」
by同期最年長

一人ではめたことがなかったペダルも、時間が掛かっても練習1日目で漕ぎながらはめられたし、
手すりの無い置き型三本ローラーだって3日で安全に乗り降り出来るようになりました。
※ローラー上でクリップバンドはまだ絞めてないけど、先生の補助で手放し漕ぎが出来ました。

例のぎゃーぎゃーと口数が異様に多い子が言ってました。
「技能試験の子達は合格したところで育ち切ってるから落ちるだけだけど、適性はここからだから!」

こんな出だしで本当に卒業出来るのかと嘆くより、

卒業までに何人追い越せるのかを笑顔で考えたいです。

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